子どもだけ・親だけではなく、親子でよりあたたかい世界へ
ひとは皆それぞれ自分の心のカップを持っています。
温かい気持ち、優しい気持ち、たくさんの素敵な気持ちを注ぐための大切なカップ。
このカップが満たされていると、安心を感じることができます。
すると、イライラ・カリカリ・シクシク・ズーンというネガティブな気持ちが湧きにくくなったり、そんな気持ちが湧いてきても自分で上手にそれをコントロールできるようになります。
赤ちゃんは、自分で自分のカップを満たすことはできません。
お母さん、お父さん、お友達、周りのひと、色んな人があたたかい気持ちを注いであげて、彼らのカップははじめて満たされます。
周りの人に満たしてもらって、カップが満たされることを学びます。すると、大きくなった時に今度は自分が他の人の気持ちのカップを満たしてあげられるようになり、自分の気持ちも満たせるようになります。
カップには色々なかたちがあります。大きなカップのひと、小さなカップのひと、ガラスのひと、陶器のひと、新品のようにピカピカのひと、すこしひびわれてるひと、さまざまです。
大人も子どももお互いがお互いの心のカップに気持ちを注いで満たしあう、そんな世界を思い描きながら…
しんどさからの抜け道を模索されている養育者の方々「この状況・パターンいい加減にしてほしい。どうにかしたい」「子どもが気持ちに圧倒されていて、どうにかしてあげたいけど、どうしたらいいかわからない」
どこまでもより良い“子育て”を目指し、奮闘する養育者の方々「一緒の時間が少なくても、可能な限り子どもと密な時間を過ごしたい」「今の関わりをもっと良いものにできるのかな。我が子が幸せに暮らせるよう、良い環境を与えたい」
自分の子どもに対して「育てづらい子ども・いやな感じの子どもになれ!」なんて思ってる養育者の人はいないな、と本当に思います。
子どもにとって多くを与えてあげたい、どうにかしてあげたい、良い関係を築きたいと、いつも子供にとってより良いかかわりを求める声・姿勢を見かけます。
それでも養育者の中には、自分が知ってるやり方だけでは、それがベストなのか不安になる方や、それでは上手くいかず頭を悩まされる方もいらっしゃいます。
子どもの中にも、自分の中に湧いてくる"どうしていいかわからない気持ち“に圧倒されてしまい、お母さん・お父さん・周りの大人にあたってしまったりする子や、「どうしたらいいの…」と困ってしまったりする子もいます。
これからの未来に子どもたち・養育者・彼らに関わる周りの人が、より良い関係・自分が思い描く関係に一歩でも近づけるように、Cup Clubは今ある制度や考え方を大切にしつつ、新しい考え方やシステムを提供していきます。
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療育センターの
検索システム
近年、“発達障害”という言葉が浸透し、また、たくさんのお子さんが“発達障害”の診断を受けています。日本では、発達障害の診断をお持ちのお子さんや、発達に偏りがあったり、特性があったりするお子さんには、“療育”という支援が実施されています。
この療育、実はとてもユニークなもので、外国にはこの支援にあたる言葉はなんと存在しません。療育は、日本独自のシステムであり、その定義はバラバラ、お子さんを支援するシステム=療育、なんてイメージもあります。
それほど定義が曖昧な療育なので、無数にある療育施設・センターから、自分の子供に適した支援を提供するところを見つけることは至難の技です。せっかく早く支援につながることができたのに、子供に合っていない療育だった、なんていうこともあります。
私たちは、実際の支援状況を知っている方の声を頼りに、これから療育センターにつながる養育者の皆様が、子どもにとって一番適した療育センターを見つけ出せるような検索システムを作ります。
より適した療育につながることで、養育者様がお子様のこころのカップの満たし方を学ぶ機会を増やせますように…
より良い関係性や関わり方を築くために心理支援は有用です。国内外でエビデンスが示されている心理プログラムや心理面接を実施していきます。
養育者様がスキルを学んでお子様との関係性に役立てるようなプログラム、お子様が自分の気持ちのコントロールや人との関わり方、自分と向き合うことを手助けするようなプログラム・支援、そして親子で一緒に取り組んで関係性を変えていくプログラムなど、様々な心理支援が世の中にはあります。これらのツールを使って、お互いがお互いのコップに気持ちを注ぎあえる、そんな関係の構築をお手伝いします。
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心理支援
心理・文系の姉
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テクノロジー・理系の妹
姉妹で、心理士の姉がこれまで現場で感じた“親子の支援のために、これがあったら・これができたらいいのにな”を、エンジニアの妹が具現化していきます。
高田 美希
Co-founder
臨床心理士
コロンビア大学卒業(心理学専攻)
北里大学大学院修士課程修了(臨床心理学)
千葉大学大学院博士課程在学(精神神経科学)
現在は、国内の研究所と医療機関にて勤務。
親子の心理支援の実施や、発達障害をもつお子さんとそのご家族に対する心理支援の改善を目的とする研究に携わる。日本語を話す日本人だけではなく、英語を通しての多言語・多文化の家族への心理支援も目指している。
高田 菜奈
Co-founder
エンジニア
コロンビア大学卒業(情報科学専攻・人工知能特化)
部屋に適したインテリアを機械学習を使いオススメする"One"を在学中に制作。
以前は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券会社にて投資銀行業務に従事。
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